【 確定申告の初日の「東京郊外の税務署」の朝の様子 】
今日から確定申告が本格的に開始!
今年の確定申告の申告期間は、令和2年2月17日〜3月16日とされているので、今日2月17日(月)が「確定申告期間の初日」ということになります。
しかし、還付の方の確定申告は、年始の1月6日から受付けています。
さらに、確定申告に慣れた方は、「申告期間が始まる前の2月上旬でも提出できること」「税務署がとてもすいていること」をよくご存知のご様子です。
確定申告と税理士事務所
我々税理士業界は、まさに繁忙期!とよく言われますが、実は税理士によって様々です。
個人の確定申告は一切しないという最大手の事務所もありますし、若手の開業税理士(ちなみに40代)や、働き方改革を推し進めているクリーンな(?)中堅の事務所では、社員にストレスのかかる繁忙期を作らない!という理由で、積極的には、新たな確定申告の依頼を引き受けていないという話も、聞きます。
仕事のストレスは?(余談)
私はというと、
まさに「昔ながらの税理士」丸出しで、1月中旬から『まさに繁忙期』で、丁度今日が折り返し地点です。
(私の場合は、この2か月は「個人の方の仕事」。残りのほぼ10ヶ月は「法人の方の仕事」です)
ただし、私の場合には、確定申告ストレスと呼ばれるものは、ほぼありません。(少し脚色・・・)
この時期は、普段は知り合うことの少ない「お勤めの方」や「海外に住んでいる方」とお話をして、お手伝いすることに、大げさにいうと『喜び』さえ感じています。
(周りの税理士仲間には、この気持ちは、ほとんど理解してもらえませんが・・・)
『喜び』だけではありません。
- 『依頼していた前の税理士の話が、専門用語ばかりでよくわからない!』
- 『上から目線で、話をされ気分が悪かった!』
- 『選択ができる計算が、いくつかかる場合には、事前に説明や承諾が欲しかった!』
- 『電子申告だからという理由で、事前の説明を一切しないで、勝手に申告を済まされた!』など
同じ同業者のこととはいえ、サービス業として『大切なこと』を、忌憚なく直接聞かせて頂ける数少ない機会であるのは、確かです。
それが、自分の仕事の『改善』のキッカケにもなっています。
この時期によく聞かれる質問と告白
最後によく周りの税理士や、依頼される方から、時々聞かれるので、この場で3つほど告白しておきます。
ちなみに、昨日現在で、22名の方の確定申告は終わりました(進捗度約50%です)
ただ、税理士法人の勤務時代からの料金を、約25年間ずっと値上げせずにやっているので、そろそろ限界が来ているのは事実です。
それは、先々週の土曜日(2/8)に、ほぼ趣味と化した「ペットの飼い犬2匹のシャンプーとカット」のため、1日だけ休みました。
朝は「通勤ラッシュが終わる頃」に出勤し、「帰宅ラッシュが終わる頃」に、毎日帰宅しています。
決して、イヤイヤ働いてはいないことだけは、お伝えしておきます。
では、久々の投稿は、このへんで。
昨年のこの時期に新たに確定申告の依頼を受けた方のうち、今年も確定申告が必要な方(10名)の全員が、今年もご依頼頂きました。(至高の喜びです。感謝です。)
投稿者プロフィール

- 東京神田で開業している税理士・行政書士です。中小企業の方やフリーランスの方などに「税金の申告代行」「税務や経営相談」「開業や廃業支援」「会計ソフト指導」「WEB関連支援」などの仕事をしています。『役に立つ税金などの情報』を中心に『お金にまつわる情報」を執筆しております。
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