確定申告をしなければならないフリーランスなどの個人事業者の方が、Amazon(アマゾン)の領収書を「確定申告のために印刷したい」「税理士に渡すために印刷したい」「PDFなどで保存したい」などということもあるかと思います。

(参考)領収書などの保存期間
確定申告に関する必要経費の領収書を「白色申告の場合には5年間」「青色申告の場合には7年間」保存しなければなりません。

Amazon領収書の経理処理

領収書・購入明細書の印刷
Amazonで購入した領収書・購入明細書を印刷します(注文日ごとの明細となります)
必要経費と私用分の区分け
領収書・購入明細書の商品を「必要経費となるもの」と「必要経費とならないもの(いわゆる私用分)」に区分けします
必要経費分の経費処理
必要経費となる分について処理をし、必要経費とならないものについては必要に応じて「事業主借」などの処理を行います
ただし、経理処理するまでに下記のような問題点があります。

amazonの注文履歴の領収書の問題点

  1. 注文履歴の1年分を一括して印刷ができない
  2. Amazonサイト上の「領収書・購入明細書」画面にPDF保存ボタンがない
  3. 複数の領収書を一括表示できない(注文日ごとに表示される)
  4.  Amazonサイト上でCSVなどのエクセルデータの一括ダウンロードサービスが無い

これらにより、確定申告をする際に面倒と思われる方は多いと思います。

1枚づつ紙で印刷する方法(基本)

下記は手間はかかりますが、原則的な方法です。

  1. Amazonのwebサイトにアクセスする
  2. 「注文履歴」をクリック
  3. 「領収書・購入明細書」をクリック
  4. 表示画面をプリンターなどへ印刷

PDFデータとして保存したい

PDFデータとして保存して、状況に応じて印刷したり、PDFの状況で保存する方法です。

  1. Amazonのwebサイトにアクセスする
  2. 「注文履歴」をクリック
  3. PDFにて保存する(PDF作成ボタンなどはないため、下記の方法により保存するのが簡単です)
windowsの場合
「領収書・購入明細書」を『alt』ボタンを押しながらクリック
Macの場合
「領収書・購入明細書」を『option』ボタンを押しながらクリック

CSVなどのエクセルデータの一括ダウンロードする方法

Amazonの購入履歴データーをダウンロードする方法は、 Amazonサイトにはありません。
年10回程度の注文の場合には上記の方法で印刷したりPDFにしたりする方法が経理処理としては早いかもしれません。
ただし、 「Amazonのヘビーユーザーの場合」や「事業用と私用を同じアカウントで使っている場合」などは、Amazonの購入履歴データーをダウンロードして表などに加工するなどして経理処理や保存を行いたいところです。

そこでエクセルVBAやGitHubなどを使う方法などがありますが、私が利用している簡単で分かりやすいオススメの2つをご紹介します

経理・会計事務所向けエクセルスピードアップ講座さん
(方法)エクセルファイル開く→ Amazonサイトにログイン状態でマクロ実行→完了
(特徴)シンプルかつ分かりやす方法で購入履歴をダウンロードできます。(過去分の履歴取得も可能です)
サイトはこちら
Amazon 購入履歴ダウンローダさん
(方法)AmazonLogger.exeを起動→画面に従って期間を選択→Excel保存ボタン→完了
(特徴)OpenXML 2.5 を利用している。取得期間は「最近30日・最近6カ月・今年分・昨年分」の4種類のみ
サイトはこちら

いずれも投稿日現在の情報です。詳しくは各サイトへ

編集後記
Amazonの取引についての会計処理に関して特にクレジットカードでの決済をされている場合で、クラウド会計サービスを利用せずに各種書類を渡して税理士に確定申告を依頼する際には注意が必要です。
「クレジットカードの利用明細書」だけではそれぞれの発送日ごとの利用金額しかわからず、何を買ったのか把握できませんので、「Amazonの領収書・購入明細書」も印刷して渡す必要があります。
また、税務署が定める保存書類としては「クレジットカードの利用明細書」だけではなく「Amazonの領収書・購入明細書の書類」も原則必要となりますのでご注意ください。

投稿者プロフィール

盛永崇也
盛永崇也
東京神田で税理士・行政書士として中小企業の方やフリーランスの方などに対して税金申告業務のほか税務相談・開業支援・会計ソフト指導・WEB関連支援などの仕事をしています。『役に立つ税金情報』を中心に『日々の仕事上で気になったこと』『これは便利だなと思ったこと』などを執筆しております。