代表税理士ブログ

【 最終更新日 】 2021.10.22

2019年10月1日から消費税増税により郵便料金が値上げ!【全料金比較表付き】

2019年10月1日に消費税増税により、郵便料金が値上げされます。

しかし、重量などによっては、料金が変わらないものもありますので注意が必要です。

今回も、1円単位の細かな値上げ であり、封筒やハガキにいくらの切手を貼ればいいの?とお困りの方も多いと思いますので、なるべくわかりやすく解説します。

 

値上げの時期は?

2019年10月1日(火)から変わります。

したがって、2019年9月30日までに出した郵便物は現行料金となります。

10月1日以降に出した郵便物が料金不足で、送付相手先に請求されてしまった!ということがないように気をつけましょう!

9月30日の郵便ポストの最後の取り集めが終了した後に投函した郵便物などの料金は「旧料金」「新料金」のどっち?

9月30日の郵便ポストの最後の取り集め後でも、10月1日の最初の取り集めまでに、郵便ポストに投函された郵便物は、旧料金(9月30日までの料金)となります。

  • 2019年10月1日の第1回目のポストの収集まで → 旧料金
  • 2019年10月1日の第2回目のポストの収集以降 → 新料金

郵便の新料金

主な郵便料金

種類 重量 9/30まで
の料金
10/1以降
の料金
値上額
通常はがき 62円 63円 1円
定形郵便物
25g以内 82円 84円 2円
50g以内 92円 94円 2円
定形外
郵便物
規格内※
50g以内 120円 120円
100g以内 140円 140円
150g以内 205円 210円 5円
規格外
50g以内 200円 200円
100g以内 220円 220円
150g以内 290円 300円 10円

※「規格内」は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内です。

特殊取扱料

種類 9/30まで
の料金
10/1以降
の料金
値上額
速達※1 280円 290円 10円
一般書留・現金書留※2
430円 435円 5円
簡易書留 310円 320円 10円

※1 重量250g以内の場合の料金です。
※2 一般書留は損害要償額が10万円までの場合、現金書留は損害要償額が1万円までの場合の料金です。

レターパック

種類 9/30まで
の料金
10/1以降
の料金
値上額
レターパックプラス
510円 520円 10円
レターパックライト
360円 370円 10円

ゆうパック

県内 第1地帯 第2地帯 第3地帯 第4地帯 第5地帯
60
サイズ
810円 870円 970円 1,100円 1,300円 1,430円
80
サイズ
1,030円 1,100円 1,200円 1,310円 1,530円 1,650円
100
サイズ
1,280円 1,330円 1,440円 1,560円 1,760円 1,890円
120
サイズ
1,530円 1,590円 1,690円 1,800円 2,020円 2,140円
140
サイズ
1,780円 1,830円 1,950円 2,060円 2,260円 2,390円
160
サイズ
2,010円 2,060円 2,160円 2,270円 2,490円 2,610円
170
サイズ
2,340円 2,410円 2,530円 2,640円 2,850円 2,980円
第6地帯 第7地帯 第8地帯 第9地帯 第10地帯 第11地帯
60
サイズ
1,540円 1,030円 1,230円 1,350円 1,470円 1,550円
80
サイズ
1,750円 1,290円 1,510円 1,630円 1,730円 1,760円
100
サイズ
2,000円 1,570円 1,770円 1,900円 2,010円 2,010円
120
サイズ
2,240円 1,830円 2,050円 2,170円 2,270円 2,270円
140
サイズ
2,500円 2,110円 2,310円 2,440円 2,550円 2,550円
160
サイズ
2,720円 2,320円 2,540円 2,660円 2,770円 2,770円
170
サイズ
3,100円 2,700円 2,910円 3,060円 3,160円 3,160円

ゆうパケット

厚さ 1cm以内 2cm以内 3cm以内
運賃 250円 310円 360円

ゆうメール

重量 150g以内 250g以内 500g以内 1kg以内
運賃 180円 215円 310円 360円

 

郵便料金の確認に便利な商品

デジタル郵便料金はかり

アナログ料金はかり

オススメ

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疑問点や注意点

値上げ前の「郵便切手・郵便はがき・レターパック」は10月1日以降も使えるの?

値上げ前の「郵便切手・郵便はがき・レターパック」は、引き続き使用できますが、その場合には、「新料金との差額分の郵便切手」を貼り足す必要があります。

未使用のはがきなどをお持ちの方は、1円切手や2円切手を買っておきましょう。

値上げ前の「郵便切手・郵便はがき・レターパック」を新料金の郵便切手などに交換することはできるの?

交換することは可能ですが、「新料金との差額」とともに「交換手数料(下記後述)」が必要となります。

「新料金との差額分の郵便切手」を郵便局で購入して貼り足して、そのまま使用した方が、見栄えは悪いですが、安くすむことになります。

交換手数料

郵便切手・通常はがき 1枚につき 5円
往復はがき・郵便書簡 1枚につき 10円
特定封筒(レターパック) 1枚につき 41円
10円未満の郵便切手や郵便はがき 合計額の半額

交換する場合の具体例

「82円切手」を「84円切手」に交換する場合

1枚につき、2円(新料金との差額:84円-82円)+5円(交換手数料)=7円 を支払う必要があります。

結果として、82円(切手)+7円(現金)=89円となってしまいます。

「360円のレターパックライト」を「370円のレターパックライト」に交換する場合

1枚につき、10円(新料金との差額370円-360円)+41円(交換手数料)=51円 を支払う必要があります。

結果として、360円(レターパックライト)+51円(現金)=449円となってしまいます。

投稿者プロフィール

東京パトレ税務法務オフィス
東京パトレ税務法務オフィス
盛永崇也(東京神田で開業している税理士・行政書士事務所の代表)

「税務相談・税務顧問や経理経営支援・法人申告・確定申告・給付金申請・相続手続の代行・法人設立や廃業支援や代行」など、法人個人を問わず、お金にまつわる様々なサポートしております。

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